2歳時にはホープフルSにも出走したタイラーテソーロ(21年12月撮影、ユーザー提供:mailaさん)
福島10Rの飯盛山特別(4歳上・1勝クラス・芝2000m)はタイラーテソーロ(牡4、美浦・栗田徹厩舎)で高配当を狙う。
ここ2戦は不完全燃焼が続く。前々走の唐戸特別は直線で前が壁になったものの、残り150mで大外に出すとグイグイ伸びて0秒1差の4着。うまく捌けていれば突き抜けていたのでは…と思える走りだった。この一戦を見て、前走の高千穂特別では推奨馬に挙げたが、メンバー中最速の上がり3F34秒6をマークしながら0秒9差の8着。一目瞭然、敗因は位置取りが後ろ過ぎたことで、決して力負けではない。
ゴールドシップ産駒は先週の奥の細道特別(芝2600m)でワンツースリーを達成。福島民報杯(芝2000m)でも5番人気のエリオトローピオが2着に食い込んだように、福島芝で驚くほどに走っている。血の勢いも借りて、今度こそ突き抜けてほしい。