<京都1R>オープニングレースを勝利する吉田隼人騎手騎乗のウィズユアドリーム(撮影・亀井 直樹)
約2年5カ月の整備工事を終えて新装なった京都競馬場が22日、グランドオープンし、開幕戦の1R・3歳未勝利(芝2000メートル)は吉田隼が騎乗した
ウィズユアドリーム(牡=吉岡)が制した。
ウィズユアドリームの父は京都で16年菊花賞を勝った
サトノダイヤモンド、母は
フラワーバレイ(母の父ディ
スクリートキャット)の血統。
武豊が騎乗した父ディープインパクト、母スイープトウショウの良血馬
スイープアワーズ(牡=友道)は3着だった。
◆京都競馬場の
リニューアルポイント◆
☆新スタンド ゴール寄りにあったスタンド(グランドスワン)を解体。新スタンドは「ゴールサイド」と銘打たれ、2階はUMACA(キャッシュレス投票用ICカード)専用フロアに。
☆パドック 円形から楕円(だえん)形に様変わり。周長も129メートルから140メートルに延長。直線部分ができ、出走馬をじっくりチェックすることができる。2階には360度パドックを取り囲む「パドックリング」が設けられた。
☆コースレイアウト 芝は淀名物3角の坂越えは健在、外回り4角のカーブが緩やかになった。道悪は馬のケガにつながるという観点から馬場回復が早くなるように改良。ダートは29年ぶりに大がかりな砂の入れ替えを行った。