末脚勝負で戴冠を目指すボルドグフーシュ(c)netkeiba.com
3場ともに夜中の雨の影響がポイントとなる。予報通りなら東京はそこまで降水量が多くないので、芝は徐々に回復に向かう。スローなら前&内有利だが、流れれば青葉賞のように外差しが利く。ダートは展開不問の地力勝負で、平穏な決着が続いている。
京都の芝外回りは改装前に比べて、明らかに外差しが決まりやすくなっている。あとは道悪になってどうかだが、これはやってみないと何とも分からない。ダートはかなりの高速馬場なので、下級条件は逃げ先行決着が続く。一方、上級戦は決め手があれば後ろからでも間に合う。持ち時計は要チェック。
土曜の新潟芝は開幕週らしい内有利ではなく、外からの差しも決まっていた。基本はペース次第。あとは雨の影響がカギとなるので、トラックバイアスを要チェック。1000mは重or不良なら7&8枠が圧倒的に有利。ダートは高速決着で前が止まらない。
【注目馬】
東京10R・キスラー…2勝クラス以上では、ダートの稍重〜不良で[1-3-0-0]の連対率100%。昇級後は苦戦が続くが、ガラリ一変があるなら今回だ。
京都11R・ボルドグフーシュ…外差しが利くコンディション、前に行く馬が多いメンバー構成を考えると、差し馬を軸に据えたい。じっくり構えての大外一気を期待しよう。
新潟10R・シゲルセンム…休み明けでも攻め量は十分。道悪にも実績がある。新潟芝1000mは重&不良になると、超・超・外枠有利なので、ラチ沿いを走って押し切れる。