現地時間16日、仏・ロンシャン競馬場でヴェルメイユ賞(3歳上牝、仏G1・芝2400m)が行われ、J.ムルタ騎手騎乗で10頭立ての最低人気だったミシズリンジー Mrs Lindsay(牝3、仏・F.ロオー厩舎)が、2番手追走から直線で抜け出し、仏オークス馬ウェストウインド West Windに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分27秒00(良)。さらに3/4馬身差の3着にはパッセージオブタイム Passage of Timeが入り、並んだ1番人気に推されたヴァダポリーナ Vadapolina、タカニヤ Takaniyaはそれぞれ9着、10着に敗れた。
勝ったミシズリンジーは父Theatrical、母Vole Vole Monamour(その父Woodman)という血統の米国産馬。昨年9月のデビューから2戦目で初勝利を挙げると、続くペネロープ賞(仏G3)で重賞初制覇を果たし、今年の仏オークス(仏G1)でも2着に好走していた。通算成績6戦3勝(重賞2勝)。