16年の鳳雛Sを勝利したキョウエイギア(c)netkeiba.com
5月21日(日)に京都競馬場で行われる鳳雛ステークス(3歳・L・ダ1800m)は、7月12日(水)に大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(3歳・JpnI・ダ2000m)に向けて注目の一戦となる。
過去20年、JDDを勝利したJRA所属馬は16頭。そのうち8頭が4月〜5月に行われた京都ダ1800mのOP特別に出走経験があり、7頭は勝利した経験があった。大井ダ2000mと京都ダ1800mは、同じ右回りで直線平坦のコースのためか、非常に好相性を誇っている。
【京都ダ1800mのOP特別に出走→その後JDDを勝利した馬】
20年 ダノンファラオ 鳳雛S・14着
16年 キョウエイギア 鳳雛S・1着
14年 カゼノコ 鳳雛S・1着
13年 クリソライト 昇竜S・1着
12年 ハタノヴァンクール 端午S・1着
11年 グレープブランデー いぶき賞・1着
08年 サクセスブロッケン 端午S・1着
05年 カネヒキリ 端午S・1着
※グレープブランデーとカネヒキリはユニコーンS、サクセスブロッケンは日本ダービーを挟んでJDD出走。
※22年、21年は改修工事のため鳳雛Sは中京1800mで代替開催。
今年は伏竜Sの4着〜7着馬に加え、ヒヤシンスSでペリエールと僅差の競馬を披露したエクロジャイトやゼットリアンなどが出走予定。この中に未来のJpnIホースが隠れているかもしれない。後々のダート戦線を占う一戦とあって、各馬のレース内容をしっかり記憶しておきたい。