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ファントムシーフは反応&加速力も抜群(17日・掛札)
日本ダービー(28日・東京、芝2400m)を予定する
ファントムシーフ(牡3歳、栗東・西村)が、朝一番の栗東CWで1週前追い切りを行った。先週に続いて武豊が騎乗し、6F81秒0-35秒9-11秒0(一杯)をマーク。中の
ソリタリオ(4歳オープン)に約3馬身、外の
タイセイドレフォン(4歳オープン)に5馬身近い差をつけて豪快に最先着を果たした。直線の反応&加速力も抜群で動きは文句なし。適度に気合も乗っており、競馬の祭典に向けて仕上がりは上々と言える。
◆来週の追い切りを注視…まだ迫力不足の
ドゥラエレーデ(17日・城谷)
日本ダービー(28日・東京、芝2400m)へ向けて、
ドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添)が、栗東CWで新コンビを組む坂井を背に1週間前追い切りを消化。異例とも言えるUAEダービーからの参戦で、状態の把握が普段以上に難しいが、馬体を持て余していた先週に比べ、楽に動けるようになった点は評価すべき材料。ただ、皐月賞や
トライアルを使った組と比べると、まだモッサリ感が抜けておらず、昨年暮れにGIを勝った頃のような迫力には及ばない印象。今週ビシッと追ったことで、どこまでピリッとするか注視したい。
◆ダービー出走の須貝厩舎2騎、互いに譲らず(17日・浜口)
日本ダービー(28日・東京、芝2400m)の1週前調教があったこの日。栗東・須貝厩舎の
フリームファクシ(牡3歳)と
ショウナンバシット(牡3歳)が栗東CWで併せ馬を行い、互いに一歩も引かない内容で併入となった。6F81秒3-11秒1(G一杯)の前者は課題の折り合いが実にスムーズで、最後は追いだしを待つ余裕も。短期間でも確かな成長を予感させる。6F82秒4-11秒1(一杯)の後者も動き自体はシャープ。劣勢の手応えからしっかり盛り返す姿勢を見せ、本来の粘り強い走りができていた。
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アルーリングビュー初の千二で重賞初制覇狙う(17日・安里)
来週の葵S(27日・京都、芝1200m)を予定している
アルーリングビュー(牝3歳、栗東・吉村)。これまでは1400m〜1600mを使ってきたが、今回は初の1200m戦。「前走はスタートして踏んで行った分、頭を上げるところがあったが、あの行きっぷりなら千二にも対応できそう。しまいの切れを生かせれば」と、師も手応えありの様子。岩田望と初コンビで重賞初制覇を狙う。
◆抽選対象の
クインズカムイ、オークスで一発狙う(17日・常木)
日曜東京11R・オークスに登録している
クインズカムイ(牝3歳、美浦・加藤征)。現段階で4分の1の抽選対象だが、師は好感触を伝える。「前走のしまいはいい脚を使えた。折り合えれば距離もこなせるはず。出来も上向いているし、内めをロスなく立ち回れれば」と一発を狙っていた。
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