「
マーメイドS・G3」(18日、阪神)
うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、導き出された馬は?
これまで数々の波乱を生んできた仁川の牝馬限定ハンデ重賞。データ班がプッシュするのは
ビッグリボンだ。全兄は17年菊花賞馬
キセキ。前走の福島牝馬Sは惜敗に終わったが、全4勝をマークする芝2000メートル戦で真価を発揮したい。
▼傾向(過去10年)
06年からハンデ戦に。
▼人気
1番人気〈1・1・2・6〉
2番人気〈0・2・1・7〉
3番人気〈1・0・1・8〉
4番人気〈0・1・1・8〉
5番人気〈0・1・2・7〉
7番人気以下が7勝、2着5回、3着1回と重賞の中でも波乱度はMAX級。
▼
ステップ 2勝ク〈0・2・1・16〉
準OP〈7・3・1・49〉
OP競走〈3・2・2・12〉
重 賞〈0・3・6・42〉
条件戦から参戦した馬の好走が多く、逆に重賞からの参戦馬は未勝利と大苦戦。勝ち馬9頭が芝1800か2000メートルからの参戦。同8頭が中2〜5週の間隔だった。
▼前走内容
勝ち馬8頭が6着以内かつ、負けても0秒5差以内だった。また、同9頭が6番人気以内に支持されていた。
▼馬齢
3歳馬〈0・0・0・2〉
4歳馬〈4・4・3・36〉
5歳馬〈5・5・6・59〉
6歳馬〈1・1・0・18〉
7歳以上〈0・0・1・4〉
9勝を占める4、5歳馬が中心。
▼所属
美 浦〈0・4・3・36〉
栗 東〈10・6・7・83〉
栗東所属馬が全勝。
▼コース実績
勝ち馬全頭が阪神芝でV経験があった。
▼距離実績
勝ち馬7頭に芝2000メートルでV経験があった。
▼ハンデ
トップハンデ馬は【1】(3)(15)(4)(9)(15)(13)(2)(6)(4)着(同ハンデは先着馬)と低調。勝ち馬7頭が50〜53キロの軽ハンデ馬だった。(※斤量改定により、対象は51〜55キロ)
▼決め手
逃 げ〈1・1・0・8〉
先 行〈4・1・1・24〉
差 し〈3・5・6・52〉
追 込〈2・3・3・35〉
勝ち馬8頭が前走の4角を3番手以内で通過するか、メンバー2位以内の上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはなし。減点1は
ビッグリボンのみとなった。得意の芝2000メートルで重賞初Vといきたい。(記録室)