◆第59回七夕賞・G3(7月9日、福島・芝2000メートル)追い切り＝7月5日、美浦トレセン　

　目下4連勝中のバトルボーン(牡4歳、美浦・林徹厩舎、父シルバーステート)は、Wコースでセブンリーチを1馬身半追走してスタート。3週連続の騎乗となる津村明秀騎手を背に、道中は集中した走り。最後の直線では僚馬に内から馬体を並べると、そこから俊敏にスッと加速して2馬身前に出てゴールに飛び込んだ。5ハロン70秒6―11秒6をマークし、7か月半ぶりを感じさせない脚さばきを披露した。

　林調教師は「いい動きだったと思います。ジョッキーが3週連続で乗って週を追うごとに良くなっていますし、先週しっかりとやってずいぶん良くなってきました。日曜もしっかりと時計を出したので直前はこのくらいで大丈夫だと思います」と納得の表情を浮かべた。