日本最大の競走馬セリ「セレクトセール2023」2日目は11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで当歳部門が実施された。
当歳が初年度となる20年のクラシック無敗3冠馬
コントレイルの産駒が登場。上場番号360番「
コンヴィクション2」(牡)は5億円を超え、5億2000万円となった。セレクトセールで1歳部門も含めて歴代3位にランクイン。落札したのは
コントレイルを生産した(株)ノースヒルズだった。
上場番号387番「
シーズアタイガーの2023」(牝)はすぐさま1億円を突破し、2億8000万円に到達。落札したのは藤田晋氏だった。ここまで今年は1歳、当歳ともに
ジェンティルドンナの妹の2億1000万円が牝馬では最高だった。
そして、上場20頭中13頭目、ダービー馬
ロジャーバローズの半妹となる409番「
リトルブックの2023」が7000万円で落札された時点で合計20億4400万円となり、20億円を突破した。上場20頭の取引を終え、総落札額は25億7200万円に上った。
国内外で活躍馬を多数、送り出したディープインパクトが19年7月に死去。ディープ後継種牡馬として、
コントレイルには大きな期待がかけられている。(金額は税抜き)