06年朝日チャレンジCを制した{horse=2000110053:トリリオンカット}(牡7、栗東・音無秀孝厩舎)が、20日付でJRA競走馬登録を抹消することがわかった。今後は、千葉県富里トレーニングファームにて乗馬となる予定。
同馬は父Swain、母Sabeline(その父Caerleon)という血統の米国産馬。叔父に98年スプリントC(英G1)を制し、欧州最優秀スプリンターに選出されたタマリスク Tamariskがいる。
02年8月にデビューし、6戦目で初勝利。翌年4月に2勝目を挙げると、京都新聞杯(GII)4着、駒草賞(OP)2着と3歳時からオープンで活躍。その後は中・長距離の自己条件戦で徐々に力をつけ、格上挑戦の身で臨んだ朝日チャレンジC(GIII)ではコンゴウリキシオーとの叩き合いを制し、重賞初制覇。今年は勝ち星に恵まれず、新潟記念(GIII)で18着に敗れた後、障害に転向。10月8日の障害未勝利(東京、芝→ダート3000m)で11着した後に、左前脚繋靭帯を痛めていた。通算成績40戦6勝(うち障害1戦0勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。