28日、東京競馬場で行われたくるみ賞(2歳500万下、芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気トラストパープル(牝2、美浦・河野通文厩舎)が、中団追走から4角で先団に取りつくと、ゴール前鋭く伸びて6番人気ナンヨーヒルトップに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分22秒9(稍重)。さらにクビ差の3着には4番人気アポロフェニックスが入り、1番人気バーキングウルフは4着に敗れた。
勝ったトラストパープルは、父マイネルラヴ、母は99年戸塚記念(川崎)3着、関東オークス(川崎)4着のサストワンダー(その父レオダーバン)という血統。8月4日のデビュー戦(新潟・芝1400m)は5着に敗れ、2戦目の前走(東京・芝1600m)で初勝利を挙げていた。