和田竜二騎手騎乗のメイショウサチダケが逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
9月9日の阪神5R・2歳新馬(芝1400メートル=6頭立て)は、和田竜二騎手が騎乗した3番人気
メイショウサチダケ(牡、栗東・鈴木孝志厩舎、父
アドミラブル)が好スタートから先手を奪うと、そのまま先頭を譲らず、直線で後続を振り切って快勝した。勝ち時計は1分22秒9(良)。
父
アドミラブルは17年の青葉賞勝ち馬。今年の新種牡馬で、これがうれしいJRA初勝利となった。
3馬身差の2着に1番人気の
アスティスプマンテ(鮫島克駿騎手)。さらに鼻差の3着に2番人気
ミクロフィラム(団野大成騎手)が入った。
和田竜二騎手は「稽古通り、スタートが速かったです。素軽いですね。開幕週なので、スタートを決めたら勝負になると思っていた。距離が延びても上手に走れそう。操縦性も高いので、先々も楽しみです」と高く評価した。
鈴木孝調教師は「稽古通りならやれると思っていた。今日の感じなら距離が延びても大丈夫そう。次はまだ考えていません」と振り返った。
なお、メイ
ショウの冠名で知られる松本好雄オーナーは阪神4Rの新馬戦も
メイショウキルギスで勝っており、この日は新馬戦ジャックとなった。和田竜騎手、鈴木孝調教師とがっちり握手し、喜びをわかちあっていた。