中山ダート1200mで好成績のウラカワノキセキ(今年1月撮影、ユーザー提供:ビフテキさん)
金曜正午の段階で中山、阪神揃って芝ダートともに良。土曜もこのまま良での開催となりそう。中山の芝は高速決着。近年の傾向通り、決して前有利ではなく、中団あたりで脚をためた馬に分がある。ただ、外々を回すと厳しく、道中は内目で脚をためた方がいい。先週はロベルト系が[3-3-1-8]と好成績だった。ダートは逃げ先行馬が有利だが、展開次第で差せないこともない。1200mはヘニーヒューズ産駒を中心にストームキャット系の好走が目立つ。
阪神の芝も中山同様に時計が速い。ただ、逃げ先行有利というわけではなく、ペース次第で中団以降の組も五分に戦える。ダートも脚質の有利不利はなし。先週はキングカメハメハ系が[3-2-3-8]と活躍していた。
【注目馬】
中山9R・アンクロワ…先週の中山芝で好調だったロベルト系のモーリス産駒。近走はひと息だが、中山芝では6戦して全て4着以内。ここはガラリ一変が期待できる。
中山11R・ウラカワノキセキ…ストームキャット系が5頭エントリーしているが、中でも安定感では一枚上。楽に好位の外を取れそうなメンバー構成もあり、今度こそ惜敗に終止符を打つ。
阪神10R・ソッコータルマカ…先週の阪神ダートで活躍が目立ったキングカメハメハ系のホッコータルマエ産駒。揉まれ弱いので外枠は大きなプラス。前々でリズム良く運べれば勝ち負けになる。