10月29日の京都6R・2歳新馬戦(芝1400メートル=10頭立て)は、2番人気の
ビップジーニー(牡、栗東・松下武士厩舎、父
サトノアラジン)が
リューデスハイムとの直線の長い競り合いを制し、初陣を飾った。勝ち時計は1分22秒4(良)。
首差だが、最後まで抜かせなかった。「ためを利かせたかった」という和田竜二騎手の青写真通り、好位置をキープ。直線の追い比べを踏ん張りきった。「坂路ではすごい行きっぷり。もっとフワフワするのかと思っていた。まだ体を持て余している。これを叩いて素軽くなれば、上でもやれる」。和田竜は4Rに続く新馬戦の勝利となった。