【エリザベス女王杯】イズジョーノキセキがレース史上初の6歳馬Vなるか

2023年11月06日 19:25

昨年の府中牝馬Sでソダシを破ったイズジョーノキセキ(ユーザー提供:イシケンさん)

 メンバー中最高齢のイズジョーノキセキ(牝6、栗東・中村直也厩舎)が、エリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)でGI初制覇を狙う。

 イズジョーノキセキは父エピファネイア、母キングダンサー、母の父キングカメハメハの血統。父×母の父の配合は、デアリングタクトを筆頭にクラヴェルやスカイグルーヴ、ソネットフレーズなど、牝馬に活躍馬が多いことで知られるニックスだ。

 これまで28戦5勝。全国区となったのは昨秋だった。府中牝馬Sでは12番人気の低評価を覆し、先に抜け出したソダシを捕らえて重賞初制覇。続くエリザベス女王杯こそ10着に終わったが、有馬記念ではロスなく運んで4着に好走。ハマった時の破壊力はGIでも通用することを示した。

 非常に乗り難しく、枠順やペースに左右される面があるため、今年5戦は勝ち負けに加われていないが、3走前のクイーンSは直線でスムーズさを欠きながらも0秒4差の5着。大きな衰えはないはずだ。

 エリザベス女王杯が古馬との混合戦になって以降、6歳以上は延べ40頭が出走し、09年テイエムプリキュアと19年クロコスミアの2着が最高着順。イズジョーノキセキが最高齢勝利記録を更新することができるか。こちらも出走予定のジョッキーの中では最年長の49歳、岩田康誠騎手とのベテランコンビから目が離せない。

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