「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
G1初制覇を狙う
マリアエレーナは7日、栗東CWで厩舎恒例の火曜追い。キビキビとした脚取りで、強めに追われてからは力強く伸びて6F79秒2-36秒8-11秒7秒の好時計をマークした。高島助手は「良かったです。状態を維持しているし、態勢は整いました」と手応えを口にする。
オールカマーは外枠から位置を取るため序盤で脚を使わされたが、最後にもうひと伸びして4着。勝ち馬とは0秒2差、ラ
イバルの
ジェラルディーナには先着した。ロスがありながらも好戦した内容に、「自信を持って臨めますね」と語気を強める。
最後の勝ち星は昨年の小倉記念にさかのぼるが、コンスタントに使われて一線級の牡馬相手にも崩れない地力がある。「今回は牝馬限定戦ですから」。3度目のG1挑戦で、女王の座に就きたい。