今週は「東京・京都」の2場開催。どちらの競馬場も今年の最終開催となります。重賞は3つ。そのなかでも注目は、秋のクライマックス戦・ジャパンカップ(GI・東京・芝2400m)でしょう。圧倒的な強さで前走・天皇賞(秋)を勝ったイクイノックス中心にハイレベルメンバーの激闘となる一戦。今からワクワクが止まらない人も多いはずです。
それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。まず間違いなく人気トップになるのは、世界のトップホースでもあるイクイノックス(牡4・美浦・木村厩舎)。前走・天皇賞(秋)では1分55秒2という驚異的なレコードタイムでライバルを一蹴。これでGI・5連勝となりました。もはや国内には敵はいないのかどうか? それがハッキリとする一戦となりそうです。
対するは、今年の3歳牝馬3冠のリバティアイランド(牝3・栗東・中内田厩舎)。まだ同じ世代としか戦っていませんが、そのポテンシャルは誰もが評価するスーパーホースの1頭。今回は古馬との戦いになるわけですが、この馬が一気に頂点に躍り出てもなんら不思議はないでしょう。
さらには、前走・天皇賞(秋)では7着と大敗を喫してしまいましたが、イクイノックス世代のダービー馬ドウデュース(牡4・栗東・友道厩舎)。同じく4歳世代のオークス馬スターズオンアース(牝4・美浦・高橋瑞厩舎)。ほかにもモレイラ鞍上のダノンベルーガ(牡4・美浦・堀厩舎)。昨年のジャパンカップ勝馬ヴェラアズール(牡6・栗東・渡辺厩舎)。GIでは3勝を上げているタイトルホルダー(牡5・美浦・栗田厩舎)などなど。ライバルたちも虎視眈々とトップの座を狙ってきます。
こんな難解メンバーでチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値は出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。簡単には拾えない一変する可能性の高い人気薄や、危険な人気馬も数字で察知。調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップしてくれる馬券作戦の心強い味方です!
それでは11月24日(金)に出た『ジャパンカップ』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
まず今回は「急上昇」のついた馬が1頭登場しています。現在、1番人気が予想されているイクイノックスは、偏差値75での2位となっています。前走の天皇賞(秋)とは同値。調子落ちなどはなさそうで一安心です。
イクイノックスより上位だったのは、現在2番人気が予想されるリバティアイランド。この馬はオークス、秋華賞と揃って毎回偏差値75。今回もその数値で偏差値1位となりました。イクイノックスとの勝負に期待がさらにかかります。
次いで今のところ3番人気が予想されているスターズオンアースは、偏差値67での8位に。これまで偏差値は常に70台をキープしていただけに、これはちょっと気になるところかもしれませんね。
あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をレース予想の参考にしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・東京11R.ウェルカムS(3勝クラス・芝2000m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。