【地方競馬】ダービー覇者スマイルミーシャが園田金盃V 3歳牝馬の勝利は2014年以来で9年ぶり

2023年12月07日 17:45

 9年ぶりに3歳牝馬で園田金盃を制覇したスマイルミーシャ(左から2頭目)=撮影・中山伸治

 「園田金盃」(7日、園田)

 開催3日目の11Rで行われ、2番人気で今年の兵庫ダービー覇者スマイルミーシャが、道中6番手から直線で外を伸びて快勝した。3歳牝馬の勝利は2014年のトーコーニーケ以来で9年ぶりの快挙。頭差の2着は3番人気のツムタイザン、3着には1番人気で昨年の覇者ラッキードリームが入った。

 今年のダービー馬が兵庫県競馬のグランプリレースを制した。「3歳で斤量の恩恵があり、枠も良かった。ラチ沿いを走って脚をためたのが、最後の伸びにつながった」と飯田良師。気楽な挑戦者のつもりが、終わってみれば中距離ナンバーワンの座へ上り詰めていた。

 レースは終始、ラッキードリームをマークして勝機をうかがった。「ラッキーの後ろに入れたのはラッキー。直線を向いて交わせる手応えだったが、外からもう1頭来たのはまずいと思った」と吉村智。4角先頭のラッキードリームを直線で置き去りにし、ツムタイザンとの一騎打ちは頭差で退けた。

 これで重賞5勝目。「何をさせても、どう乗っても勝ってしまう天才的アイドル様」と吉村智。来年4月には大井のTCK女王盃が園田に移り、兵庫女王盃・Jpn3として新設される。「オーナーは早くから意識されている」と飯田良師。次走は牝馬重賞のコウノトリ賞(2024年1月11日、園田)を予定。その後は休養を経て、春のダートグレード競走を目指すことになりそうだ。

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