【有馬記念】“仁川の帝王”タイトルホルダーがラストラン 中山でもタイトル獲得なるか

2023年12月22日 20:45

GI4勝目を狙うタイトルホルダー(昨年6月撮影、ユーザー提供:Hiroshiさん)

 GI3勝馬のタイトルホルダー(牡5、美浦・栗田徹厩舎)が、有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)でラストランを迎える。

 タイトルホルダーは父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorの血統。ここまで18戦7勝。一昨年の菊花賞で初制覇。昨年の天皇賞(春)、宝塚記念を連勝して現役最強馬となったが、秋の凱旋門賞で11着に敗退。その後は日経賞こそ制しているが、GIでは有馬記念が9着、天皇賞(春)が競走中止、ジャパンCが5着と3連敗を喫している。ただ、前走のジャパンCは復調がうかがえる内容で、復活近しと思わせた。

 来年から北海道のレックススタッドで種牡馬となるため、今回がラストランとなる。有馬記念は3年連続の参戦。一昨年が5着、昨年が9着だが、同じコースの日経賞を連覇しているように、決して舞台相性が悪いわけではない。とりわけ昨年は海外遠征帰りで本来の出来になかったので参考外でいい。

 過去のGI3勝を阪神で挙げる“仁川の帝王”。第二の馬生を充実させるためにも、最後にもう一つタイトルをつかみ取ってみせる。

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