【中山大障害】ステイゴールド産駒が18年連続JRA重賞Vへ マイネル軍団のベテラン2頭で挑む

2023年12月22日 18:45

父の偉業をかけて中山大障害に参戦するマイネルレオーネ(21年3月、撮影:下野雄規)

 ステイゴールド産駒のマイネルレオーネ(牡11、栗東・清水久詞厩舎)、マイネルヴァッサー(牡10、美浦・土田稔厩舎)の2頭が、父の偉業をかけて中山大障害(3歳上、J・GI、障害4100m)に参戦する。

 ステイゴールド産駒はこれまでに06年マーメイドSのソリッドプラチナムから22年中山グランドジャンプのオジュウチョウサンまで、JRA重賞を116勝。17年連続でJRA重賞を制してきた。これは19年連続のパーソロンとクロフネ、18年連続のノーザンテースト、ブライアンズタイム、フジキセキに次ぐ記録。今年勝てば、17年連続で並んでいる父サンデーサイレンスを超えることとなるが、ここまで延べ18頭が出走して未勝利に終わっている。

 ラストチャンスとなる中山大障害は大ベテランの2頭出しだ。11歳のマイネルレオーネは昨年の中山グランドジャンプ、中山大障害でともに3着の実力馬。今年は僅か2戦しかしていないが、休み明けだった前走の京都ジャンプSで1秒0差の6着だから、大きな衰えはなさそう。得意の中山替わりで一発があっても不思議ない。もう1頭の10歳マイネルヴァッサーもオープン3勝の実績馬。どちらかといえば置き障害向きの戦績だが、中山でもオープン2着が2回あるので、警視は禁物だろう。

 天国の父に吉報を届けることができるか。高齢2頭の奮闘を期待したい。

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