3月、新装されたグランドスタンドをバックに試走会が行われた京都競馬場
◇23年JRA10大ニュース
京都競馬場が総工費880億円をかけた約2年5カ月の整備工事を終えて
リニューアルオープン。4月22日に902日ぶりにレースが再開された。愛称は2年後の開設100周年を意味する「
センテニアル・パーク」となり、新スタンドはゴールサイド、旧スタンド(ビッグスワン)は
ステーションサイドと名付けられた。
パドックは円形から楕円(だえん)形に様変わり。パドック横に20年3冠馬
コントレイルの像が飾られ、ビ
ジョンの裏側には歴代3冠馬の馬像が並ぶ三冠馬
メモリアルロードが新設。コースレイアウトも外回り4角のカーブが緩やかになり、騎手の要望に応えて改善された。
改修後の初G1だった天皇賞・春は4万5580人が駆けつけ、ディープインパクト産駒の
ジャスティンパレスがV。伝統に新風をまとって、再び歴史を築いていく。