【地方競馬】スマイルミーシャがコウノトリ賞制覇 次走はダートグレード競走に挑戦

2024年01月11日 17:36

 重賞6勝目を挙げたスマイルミーシャ(左)=撮影・中山伸治

 「コウノトリ賞」(11日、園田)

 開催最終日の11Rで行われ、1番人気のスマイルミーシャが最終3角先頭から押し切って重賞6勝目を挙げた。2着は2番人気のクリノメガミエースが勝ち馬をマークして流れ込み、3着には8番人気のアイヤナが後方から直線で内を伸びて続いた。

 単勝1・1倍の断トツ人気にスマイルミーシャが応えた。前走の重賞で牡馬を一蹴した女王が、牝馬同士の一戦で負けるはずがなかった。「園田金盃よりいいかなと思っていたが、騎手は『疲れが残っている』とレースでの感覚は違った」と飯田良師。次走の兵庫女王盃・Jpn3(4月4日、園田)に向けて課題を確認した。

 タガノオボロニネンビーグミが飛び出してハナを争い、スマイルミーシャは10馬身離れた3番手で追走。「理想の展開。勝手に下がってくるから、自分のタイミングでスパートした」と吉村智。向正面で前2頭が失速すると、追いついた最終3角でスマイルミーシャは発進し、直線で後続を突き放した。

 今後は休養を経て、ダートグレード競走の兵庫女王盃に直行する予定だ。「4月が目標なので、そんなに長くは休めない。能検を受けて、ぶっつけになる。今回はイレ込みがきつかった。体重も増えて馬体に不安はないが、今後の遠征を考えて精神的な成長を促したい」と飯田良師。打倒JRAに向けて新たな戦いが始まる。

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