30日、大井競馬場で行われた新設重賞・東京シンデレラマイル(3歳上牝、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1500万円)は、石崎駿騎手騎乗の3番人気{horse=2001102281:ベルモントノーヴァ}(牝6、船橋・出川克己厩舎)が、中団の外めから徐々に進出すると、直線半ばで逃げた2番人気トキノミスオースを交わし、1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒1(不良)。さらに7馬身離れた3着には13番人気エトワールフルーヴが入り、1番人気パフィオペディラムは11着に敗れた。なお、勝ったベルモントノーヴァには来年2月27日に川崎競馬場で行われるエンプレス杯(交流GII)への優先出走権が与えられる。
勝ったベルモントノーヴァは、父ラムタラ、母がJRA2勝のエスケイゴールド(その父Private Account)という血統。半兄に昨年の東京シティ盃(南関東G3)を勝ったベルモントファラオ(父アジュディケーティング)がいる。03年7月に美浦・和田正道厩舎からデビューし、4戦目のJRA交流・ナティーホイップ特別(船橋・ダート1600m)で初勝利。その後2勝を加え、南関東に移籍した。前走のTCKディスタフ(南関東G3)は1番人気で4着に敗れたが、今回の勝利が、今年のしらさぎ賞(南関東G3)、トゥインクルレディー賞(南関東G2)に続く重賞3勝目となった。通算成績34戦12勝(うちJRA7戦1勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。