12年天皇賞・春で大金星を挙げたビートブラックと石橋脩=12年4月29日、京都競馬場
JRAは14日、12年天皇賞・春を制した
ビートブラック(騸)が、けい養先のJRA馬事公苑宇都宮事業所において重度の骨折のため、13日に死亡したことを発表した。17歳だった。
栗東・中村均厩舎から09年10月にデビュー。
オルフェーヴルが単勝1・3倍の1番人気に支持された12年天皇賞・春(石橋脩騎乗)では14番人気ながら、大胆なロングスパートを決めて圧勝。単勝1万5960円の大波乱を起こした。デイリースポーツでは馬券プレゼントを実施しており、
ビートブラックを本命に指名した馬券も含まれていたため、総額152万円分超のプレゼントに成功して話題となった。
14年4月の大阪杯(当時G2)8着がラストラン。通算34戦6勝(うち重賞1勝)。