検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

川島信二騎手&オースミイチバンが大本命を撃破 13年ダイオライト記念を回想

2024年03月06日 07:15

13年のダイオライト記念を制したオースミイチバン(写真右、撮影:高橋正和)

 2月いっぱいで引退した川島信二騎手は、オースミハルカとの名コンビで知られるが、その産駒のオースミイチバンでも活躍した。とりわけ印象的なのが13年のダイオライト記念。圧倒的1番人気のハタノヴァンクールを下した一戦を振り返りたい。

 オースミイチバンは父アグネスタキオン、母オースミハルカ、母の父フサイチコンコルドの血統。重賞4勝を挙げた母の3番仔だった。デビュー当初は苦戦が続いたが、4戦目の未勝利で川島騎手と初コンビを組むと、11番人気ながら2秒0差の圧勝。続く500万下、さらには兵庫CSも制し、一気に重賞ウイナーと上り詰めた。

 その後もユニコーンSで2着、名古屋グランプリで3着と健闘したが、勝利には手が届かず。気づけば7連敗となって迎えたのが、13年のダイオライト記念だった。前走の川崎記念を制したハタノヴァンクールが、単勝1.2倍の圧倒的1番人気。以下、ソリタリーキングクラシカルノヴァと続いて、オースミイチバンは単勝45.9倍の6番人気だった。

 しかし、この日のオースミイチバンは一味も二味も違った。川島騎手に促されて、デビュー以来初めてとなる逃げを打つと、道中はマイペース。4角手前でハタノヴァンクールが接近してきたが、ここからもうひと踏ん張り。大本命の追い上げをクビ差凌ぎ、2つ目の重賞タイトルを獲得したのだった。

 結果的にこのレースが最後の勝利となったオースミイチバン。14年5月に引退し、一度は北海道の白井牧場で乗馬となったものの、16年春にホッカイドウ競馬で現役復帰。6戦を走り、同年秋に2回目の引退となった。現在は三重県名張市のRiding Club CARECAで余生を過ごしている。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。