26日、小倉競馬場で行われた3R・3歳未勝利(芝1800m)で、鮫島克也騎手騎乗の2番人気ナムラクレセント(牡3、栗東・福島信晴厩舎)が優勝。この勝利がヤマニンセラフィム産駒のJRA初勝利となった。勝ちタイムは1分49秒5(稍重)。
勝ったナムラクレセントは、父ヤマニンセラフィム、母がJRA2勝のサクラコミナ(その父サクラショウリ)という血統。今回が2戦目での初勝利となった。
ヤマニンセラフィムは父サンデーサイレンス、母が94年阪神3歳牝馬S(GI)を勝ったヤマニンパラダイス(その父Danzig)という血統。全妹に03年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)2着のヤマニンアルシオンがいる。
現役時代はデビューからローマンエンパイアとの同着優勝となった02年京成杯(GIII)まで3連勝するなど6戦3勝の成績を残し、04年に種牡馬入り。初年度は22頭に種付けを行い、9頭が血統登録を行っている。なお、地方では昨年12月24日の福山3Rでサントサンデーが産駒初勝利を挙げている。