ドバイ遠征中の兄にエールVなるか キャネルが待望の初勝利狙う

2024年03月29日 17:30

待望の初勝利を目指すキャネル(今年3月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)

 ドバイ遠征中の兄にエールVなるか。今年の中山記念を制したマテンロウスカイの半弟となるキャネル(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、土曜中山5Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を目指す。

 キャネルは父ブリックスアンドモルタル、母レッドラヴィータ、母の父スペシャルウィークの血統。半兄のマテンロウスカイは今年の中山記念の勝ち馬。伯父のレッドデイヴィスは11年にシンザン記念、毎日杯、鳴尾記念と重賞を3勝。そして祖母の半兄のデルタブルースは04年の菊花賞、06年のメルボルンCを制した歴史的名馬だ。

 ここまで5戦0勝。マイルから2200mまで幅広い距離を使われながら、3着、4着、3着、2着、3着と惜敗が続く。ただ、前走は初の2200mで力む面を見せたので、微妙に距離が長かった印象。その点、連対歴のある2000mに短くなるのはプラスだろう。

 マテンロウスカイは土曜深夜のドバイターフに出走予定。ここで待望の初勝利を手にして、中東の地で頑張る兄に追い風を吹かせてみせる。

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