4日、東京11R・根岸S(GIII)に吉田隼人騎手騎乗の4番人気で出走した{horse=2000102393:トウショウギア}(牡8、美浦・池上昌弘厩舎)は、レース中に右第2指関節脱臼を発症し、4コーナーで競走を中止。その場で予後不良と診断された。
同馬は、父オジジアン、母ターナートウショウ(その父ナイスダンサー)という血統。伯母にヌエボトウショウ(朝日チャレンジC-GIIIなど重賞5勝)、叔父にトウショウアンドレ(中日新聞杯-GIII)がいる。
重賞勝ちこそないものの、これまでに05年越後S(OP)、05年霜月S(OP)、06・07年欅S(OP)、07年千葉S(OP)を制すなどダートの短距離戦線で活躍。全11勝中10勝が左回りというサウスポーで、根岸Sの舞台となった東京・ダート1400mのレコードホルダー(1分22秒3-稍重)でもあった。通算成績38戦11勝(うち地方3戦1勝)。