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サンデーTC

【皐月賞】レガレイラ超加速 軽快な動きで半馬身先着 76年ぶり牝馬Vへ 木村師「新しいこともチャレンジ」

2024年04月11日 06:00

 豪快に伸びて先着を決めたレガレイラ(左)=撮影・佐々木彰尚

 「皐月賞・G1」(14日、中山)

 ホープフルSで史上初の牝馬Vを達成したレガレイラが、再び牡馬に挑戦。76年ぶりとなる牝馬による皐月賞制覇を目指す。追い切りは美浦Wで併せ馬を行い、久々を感じさせない軽快な動きを披露して状態の良さをアピールした。なお、ドバイで落馬負傷した主戦ルメールに代わる鞍上は、現時点で未定となっている。昨年の最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタルは栗東坂路で力強い伸びを披露し、G12勝目に向けて好調をアピールした。

 再び歴史的な勝利を目指す。牝馬でホープフルSを制したレガレイラは10日、美浦Wでリアグラシア(5歳3勝クラス)と併せて半馬身先着。6Fから2馬身追走する形でスタートし、道中はリラックスしてしっかり折り合う。直線に入ってからは楽な感じで加速し、6F83秒8-38秒3-11秒3をマーク。最後は僚馬に手応え優勢でゴールを駆け抜けた。

 見守った木村師は「折り合いはつくか、合図を出せばしっかり出て行けるかなど、基本的なところを見たかった」と追い切りの意図を説明し、「ライダーには最後の強弱に関しては一任したが、結果的にはハンドライドする必要はなかったということです」とうなずく。楽な手応えでしっかり動いた内容を評価した。

 今回はホープフルS以来の実戦。過去に19年サートゥルナーリア、20年コントレイルのV実績はあるものの、3カ月半の休養明けとなる。師は「馬がしっかり走った場合、次のレースに向かうまでの疲労回復に手間取る。個人的に1回における競馬の消耗度は近年、大きくなっていると思っており、そういう意味では休んでレースに使うことをネガティブに考えていない」と説明。久々の実戦でも十分に力を出せることを強調した。

 牝馬の皐月賞Vとなれば、47年トキツカゼ、48年ヒデヒカリに続く76年ぶり3頭目となる。師は「個人的にレース前に仮説でものを言うのは失礼と思っているけど、中央競馬を応援してくださるファンの皆さんに少しでも喜んでいただきたいと思っている。新しいこともチャレンジしていかなければならない」と前を向く。ホープフルSで競馬の歴史に新たな1ページを刻んだ牝馬が、今度は皐月賞で長きにわたって閉ざされた門をこじ開けにいく。

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