現地時間4日、昨年のBCクラシック(米G1)で故障を発症し安楽死となったジョージワシントン George Washington(2003年生)の初仔が、愛・ナショナルスタッドで生まれたことがわかった。
生まれたのは母Flawlessly(牝17、父Rainbow Quest)の牝馬で、半姉に02年ペネロープ賞(仏G3)を勝ったOmbre Legere(父Double Bed)、00年ガーデンシティBCH(米G1)2着のFlawly(父オールドヴィック)、甥(Flawlyの仔)に06年プランスドランジュ賞(仏G3)勝ち馬Best Nameがいる血統。
ジョージワシントンは、父デインヒル、母Bordighera(その父Alysheba)という血統の愛国産馬。05年5月にデビューし、重賞は06年英2000ギニー(英G1)、06年クイーンエリザベス2世S(英G1)、05年愛ナショナルS(愛G1)、05年愛フィーニクスS(愛G1)、05年レイルウェイS(愛G2)を制覇。06年いっぱいで一旦は引退、種牡馬入りしたが、生殖能力に問題があることが判明し、07年に現役復帰。復帰後は4戦して昨年のエクリプスS(英G1)3着などG1レースでも好走を見せたが、BCクラシックで故障を発症し、非業の死を遂げていた。通算成績14戦6勝(重賞5勝)。