昨年のターコイズSを制したフィアスプライド(昨年12月撮影、ユーザー提供:pinoさん)
C.ルメール騎手が
フィアスプライド(牝6、美浦・国枝栄厩舎)でヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)の3年ぶり4勝目を狙う。
ルメール騎手はこれまでヴィクトリアマイルに8回騎乗。17年に
アドマイヤリードで初制覇を果たすと、20年の
アーモンドアイ、21年の
グランアレグリアで連覇を達成。通算3勝は戸崎圭太騎手と並んでトップタイの数字となる。また、22年が
ファインルージュで2着、昨年が
スターズオンアースで3着だったので、目下4年連続で馬券圏内。ヴィクトリアマイルで最も頼れるジョッキーといえるだろう。
今年は
フィアスプライドで参戦する。前々走のターコイズSで初騎乗。先団インでの理想的な立ち回りから抜け出し、重賞初制覇に導いた。前走の中山牝馬Sでは1番人気に支持されながら9着に終わったが、結果的に1800mは長かった印象。参考外でいい。
今回は得意のマイル戦。東京芝1600mも2勝クラスを快勝した実績がある。
アーモンドアイでGIを9勝したように、大舞台で頼れる国枝調教師との最強タッグ。GI初挑戦でかつてない強敵相手となるが、一発があっても驚けない。