【日本ダービー】デビューから二人三脚の相棒 ショウナンラプンタと鮫島駿騎手が人馬の絆で頂点目指す

2024年05月24日 08:00

ショウナンラプンタと鮫島克駿騎手(ユーザー提供:まどかさん)

 東京競馬場で5月26日(日)に行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。世代の頂点を決める“競馬の祭典”に、ショウナンラプンタ(牡3、栗東・高野友和厩舎)が鮫島克駿騎手とのコンビで出走を予定している。

 ショウナンラプンタは父キズナ、母フリアアステカ、母の父Zensationalの血統。母はラプラタオークス(亜G1)などアルゼンチンで4勝を挙げた。

 22年セレクトセール1歳にて9400万円で落札され、23年9月に阪神競馬場の新馬でデビュー。出遅れながら終始大外を回っての差し切り勝ちと、大物感溢れるレースで初陣を飾った。続く東スポ杯2歳Sでは出遅れ響いて4着。暮れのホープフルSではスタートは改善されたものの、今度は外に張ってコーナーを上手く回れず7着と、依然として課題の残る結果となった。

 3歳の初戦を自己条件に切り替えると、課題に改善が見られ賞金加算に成功。迎えた青葉賞では後方からじわじわと脚を伸ばして前に迫り、最後はアタマ差及ばず2着も、ダービーへの優先出走権を確保した。勝ち馬が内目をロスなく立ち回ったことを加味すれば勝ちに等しい内容で、荒削りながら重賞級の素質を示した。通算成績は5戦2勝。

 コンビを組む鮫島駿騎手は5戦全てで手綱をとるだけでなく、デビュー前から追い切りに騎乗して厩舎と二人三脚で課題改善に取り組んできた。そんなパートナーと手繰り寄せた自身初のダービー騎乗。近年は「テン乗り」「乗り替わり」といったジンクスは崩れる傾向にあるが、古くから「人馬の絆が問われるレース」と言われるダービー。勢いに乗る若武者コンビが夢舞台でポテンシャルを爆発させるか。

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