重賞3勝のデアリングハートが引退、繁殖入り

2008年02月27日 17:00

 JRAは27日、06年、07年府中牝馬S(GIII)連覇など重賞3勝を挙げた{horse=2002100600:デアリングハート}(牝6、栗東・藤原英昭厩舎)が、28日付で競走馬登録を抹消すると発表した。今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りする予定。

 デアリングハートは、父サンデーサイレンス、母デアリングダンジグ(その父Danzig)。半兄にスーパーダービー(米G1)の勝ち馬エクトンパーク Ecton Park(父フォーティナイナー)、05年アンタレスS(GIII)など重賞3勝のピットファイター(牡9、美浦・加藤征弘厩舎、父Pulpit)がいる血統。

 04年10月にデビューし、2戦目で初勝利。05年桜花賞(GI)3着、NHKマイルC(GI)2着など、3歳春のGI戦線で好走。06年クイーンS(GIII)で重賞初勝利を挙げると、続く府中牝馬Sも制し重賞2連勝をマーク。さらに翌年の府中牝馬Sを制し、同レースの連覇を達成した。最近は、クイーン賞(交流GIII)3着、TCK女王盃(交流GIII)2着とダート路線でも好走。24日のフェブラリーS(GI)7着が最後のレースとなった。通算成績26戦4勝(うち地方2戦0勝、重賞3勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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