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中山記念、カンパニーが先行抜け出し

2008年03月02日 15:35

 2日、中山競馬場で行われた中山記念(4歳上、GII・芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気カンパニー(牡7、栗東・音無秀孝厩舎)が2番手追走から抜け出し、外から伸びた7番人気エイシンドーバーの追撃を1.3/4馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分47秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に1番人気エアシェイディが入った。

 勝ったカンパニーは、父ミラクルアドマイヤ、母がJRA3勝のブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。半兄にレニングラード(アルゼンチン共和国杯-GII、父トニービン)、叔父にビッグテースト(中山グランドJ-JGI)がいる。

 04年1月のデビュー戦を勝利で飾ると、3歳春にはあざみ賞(500万下)、ベンジャミンS(OP)を勝利。05年京阪杯(GIII)で重賞初制覇を飾った。その後も06年大阪杯(GII)、07年関屋記念(GIII)を制し、昨年の天皇賞・秋(GI)3着などGIでも好走を見せている。前走の東京新聞杯(GIII)は4着だった。通算成績23戦7勝(重賞4勝)。

 鞍上の横山典弘騎手はサクラローレルで勝った96年以来となるこのレース2勝目。JRA重賞は昨年の東京スポーツ杯2歳S(GIII、フサイチアソート)以来の勝利で通算95勝目。管理する音無秀孝調教師は、昨年の京阪杯(GIII、サンアディユ)以来のJRA重賞制覇で、通算28勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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