昨年の函館スプリントS(GIII)を制した{horse=2001103044:アグネスラズベリ}(牝7、栗東・西浦勝一厩舎)が現役を引退し、繁殖入りすることがわかった。
アグネスラズベリは父エアジハード、母がJRA4勝のアグネスミネルバ(その父トニービン)という血統。伯母にスターバレリーナ(ローズS-GII)、いとこにグランパドドゥ(中日新聞杯-GIII)、アンドゥオール(東海S-GII)がいる。
03年10月にデビュー。2戦0勝で兵庫に移籍し、05年2月に園田で初勝利。その後JRAに復帰し、4連勝で06年4月の洛陽S(1600万下、京都・芝1400m)を勝ちオープン入りした。その後は06年スワンS(GII)3着、07年京都牝馬S(GIII)3着、阪神牝馬S(GII)2着、CBC賞(GIII)3着など重賞で好走を見せ、昨年の函館スプリントS(GIII)で重賞初制覇。その後もキーンランドC(GIII)で2着に入るなど活躍したが、近走は着外が続き、最後のレースとなった2日の阪急杯(GIII)も10着と敗れていた。通算成績28戦8勝(うち地方1戦1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。