ダート重賞で活躍中のハピの全弟となるリトルハピ(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が、土曜小倉7Rの3歳未勝利(ダ1700m)で待望のデビューを迎える。

　リトルハピは父キズナ、母クイーンパイレーツ、母の父キングカメハメハの血統。全兄のハピは22年の鳳雛Sの覇者。重賞では2着が2回、3着が2回ある。また、半兄のアウトレンジもオープン馬。馬名の意味由来は「小さい＋兄名。ハピの実弟」となっている。

　ここまでデビューが遅れたが、素質の片りんは見せている。1週前のCWではハピ、ハンディーズピークの格上2頭と併せ、6F82秒6-1F11秒2の好時計をマーク。既走馬相手のデビューとなる点は課題だが、今の未勝利なら力は上だろう。全兄同様にデビューVとなるか、要注目の一戦となる。