初日の開幕セレモニーに登場した藤田晋氏(提供:日本競走馬協会)
『ウマ娘』で知られる株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が、今年のセレクトセールでも“爆買い”を見せた。昨年は計16頭を23億6900万円で購入。今年は20億円の大台にこそ乗らなかったが、2日間で11頭を計18億4000万円で購買した。
初日の1歳セッションでは、愛オークス馬の仔にあたるイーヴンソーの2023を3億4000万円で競り落としたほか、白毛馬のマーブルケーキの2023を1億9000万で落札。2日目の当歳セッションでは、トップバッターのシンプリーラヴィシングの2024を2億4000万円、母が米G1・2着の実績があるブリリアントカットの2024を2億5000万円で手にした。
22年セレクトセールにおいて9800万円で落札したフォーエバーヤングが、サウジダービー、UAEダービーを勝ち、ケンタッキーダービーで3着に入るなど、所有馬は変わらず勢いを見せている。今年の落札馬も、数年後に競馬界を沸かせていることだろう。
【今年の落札馬一覧】
■1歳馬セッション
イーヴンソーの2023 3億4000万円
パリスビキニの2023 1億円
シンハディーパの2023 6000万円
ホームカミングクイーンの2023 1億6000万円
マーブルケーキの2023 1億9000万円
・1日目
5頭 8億5000万円
■当歳馬セッション
シンプリーラヴィシングの2024 2億4000万円
コーステッドの2024 1億7000万円
ファディラーの2024 5600万円
ダンダラの2024 8400万円
ジョイカネラの2024 1億9000万円
ブリリアントカットの2024 2億5000万円
・2日目
6頭 9億9000万円
■合計
11頭 18億4000万円