ソロモン(右)がゴール前差しきってV(カメラ・高橋 由二)
8月3日の札幌1R・2歳未勝利戦(芝1500メートル=10頭立て)は、1番人気の
ソロモン(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎、父
ミッキーアイル)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。22年の
セントウルSなど重賞6勝を挙げた
メイケイエールの全弟という血統。勝ち時計は1分29秒5(良)。
五分のスタートを決めて、鞍上が促すと行き脚がついて好位2番手へ。逃げる
グランカメリアをマークする形で、直線で
ゴーサインを出すと脚を伸ばして、最後は鼻差できっちりととらえた。
佐々木大輔騎手は「返し馬からすごく落ち着いていて、前回を使ってゲートでおとなしくて、スタートも速かった。道中は左に張ってギアが上がりにくいところがあったが、よく踏ん張って勝ってくれた」と、勝利を振り返った。