マスカレードボールの半姉のマスクトディーヴァ(今年5月撮影、ユーザー提供:みもりさん)
重賞2勝を挙げるマスクトディーヴァの半弟となるマスカレードボール(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)が、日曜新潟5Rの2歳新馬(芝1600m)でベールを脱ぐ。
マスカレードボールは父ドゥラメンテ、母マスクオフ、母の父ディープインパクトの血統。母は1勝止まりだったが、半姉のマスクトディーヴァは昨年のローズS、今年の阪神牝馬Sの覇者。昨年の秋華賞ではリバティアイランドの2着に健闘した。さらに祖母のビハインドザマスクは01年のスワンSなど重賞3勝の活躍馬。近親には07年のヴィクトリアマイルを制したコイウタを筆頭に、サンライズソアやアグネスアークなど、GI級の名馬がズラリと並ぶ。
ここまでしっかりと乗り込まれ、攻めは動き、時計ともにハイレベル。陣営は相当な手応えを感じているようだ。鞍上には戸崎圭太騎手を確保。来春の大舞台が楽しみになるような、圧巻のパフォーマンスを見せてほしい。