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【キーンランドC】ナムラクレア 史上初の連覇へ!昨年超える馬体「さらに柔らかみが増している」

2024年08月22日 05:30

<キーンランドC>連覇へ好仕上がりをアピールしたナムラクレア(撮影・千葉茂)

 連覇もG1への通過点だ。「第19回キーンランドC」の追い切りが21日、札幌、函館競馬場で行われ、昨年の優勝馬ナムラクレアが軽快な走りを披露。史上初の同レース連覇でスプリンターズS(9月29日、中山)へ弾みをつける構えだ。「第44回新潟2歳S」組ではコートアリシアンが父サートゥルナーリア譲りの瞬発力を披露した。

 ナムラクレアが柔らかいフットワークで通過した4角のすぐ先にそびえる藻岩山。札幌随一の名山と言われるその山並みの向こうには何が見えたか。芝コースで5F63秒5〜1F11秒1。単走追いの手綱を取った長谷川師が納得顔で引き揚げてくる。

 「昨年と同様に8割まで仕上がりました。放牧を挟んで栗東で乗り込み、函館から札幌へ移動する過程も昨年と同じ。ただ、栗東でかなり攻めたので昨年以上にパンプアップしています」。ボディービルダーのような筋肉質の馬体に頼もしげな視線を送る同師。「昨年(4歳時)も完成度が高いと言いましたが、さらに柔らかみが増しています。メンタルも1年ごとに大人になっています」。大外一気に1馬身突き抜けた昨夏からの成長を感じ取った。

 史上初のキーンランドC連覇が懸かるが、記録にはこだわっていない。「勝ちたい気持ちに変わりはありませんが、ここはあくまでも前哨戦。大目標のスプリンターズSへいい形で向かいたい。惜敗続きのG1を勝つためにやってきたのですから」と続けると、苦笑いを浮かべた。「もう天は仰ぎたくないです」

 昨年スプリンターズS3着のリベンジを期した前走高松宮記念。中団から猛然と差を詰めたが、先に抜け出したマッドクールに頭差及ばなかった。2着惜敗。G1タイトルを逃した長谷川師は涙雨のしずくを落とす鉛色の空を恨めしげに見上げた。「あの悔しい思いがどこかで報われてほしい。そのために調教を重ねています」

 札幌随一の名山、藻岩山がそびえる4角は前哨戦キーンランドC同様、悲願への通過点。その山並みの向こうにはG1の頂が見える。

 ≪当レース2勝は過去1頭もなし≫キーンランドC2勝目を狙った馬はこれまで【0・2・0・11】。連覇に挑んだ前年覇者に限れば【0・1・0・8】で、21年エイティーンガールの2着が最高。“リピーター”にとっては厳しいレースだ。ナムラクレアがジンクス打破なるか。

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