05年の秋川特別(1000万下)などに勝ったトーセンテンショウ(牡9)が現役生活を引退。新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となった。
同馬は、父トニービン、母ノーザンプリンセス(その父ノーザンテースト)という血統。3歳3月とデビューは遅れたが、センスあふれるレース内容で勝ち星を積み上げて、04年4月のハクチカラ
メモリアル(1000万下)で初の特別勝ち。その後、準オープンの特別戦でも好勝負を繰り広げた。約6年間の競走生活での通算成績は48戦5勝2着11回3着7回。
父のトニービンは、94年の総合チャンピオンサイアー。母の
ノーザンプリンセスは94年のフ
ローラS(OP)を勝ち、同年の桜花賞(GI)で2番人気(6着)に支持された素質馬で、祖母ウイルプリンセスの半姉にはエリザベス女王杯(GI)2着の
アサクサスケールがおり、本馬の従弟にはG1・4勝馬メイショウサムソンもいる。