エヌマエリシュの半姉のリリーノーブル(18年5月撮影、ユーザー提供:ゆうちゃんさん)
18年の牝馬クラシックを沸かせた
リリーノーブルの半弟となる
エヌマエリシュ(牡2、美浦・上原博之厩舎)が、日曜中山5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューする。
エヌマエリシュは父
ルヴァンスレーヴ、母ピュアチャプレット、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。半姉の
リリーノーブルは重賞にこそ手が届かなかったが、17年の阪神JFで2着、18年の桜花賞で3着、オークスで2着と、
アーモンドアイや
ラッキーライラックと何度も好勝負を演じた。また、祖母の
バプティスタは98年の桜花賞
トライアル・4歳牝馬特別の3着馬。そして曾祖母の
ビーバップは90年のクイーンS、92年の関屋記念で2着の実績がある。
ここまでW中心で乗り込まれてきた。時計はまだ地味、加えて
ルヴァンスレーヴ産駒とあって芝適性もカギとなるが、実戦でどんな走りを見せられるか。今後の歩むべき路線を見極めるためにも、要注目の初陣となる。