12日、阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(4歳上牝、GII・芝1400m)は、先手を取った鮫島良太騎手騎乗の5番人気{horse=2004103179:エイジアンウインズ}(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線に向いてリードを広げると、中団から追い込んだ1番人気ブルーメンブラットをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分21秒4(良)。さらに3馬身差の3着には9番人気パーフェクトジョイが入った。
勝ったエイジアンウインズは、父フジキセキ、母サクラサクII(その父デインヒル)という血統。04年セレクトセール当歳にて1800万円(税抜)で落札されている。06年12月のデビューからダート戦で勝ち星を重ね、昨年秋からは芝を中心に出走。前走の心斎橋S(1600万下)を勝ってオープン入りし、今回が昇級初戦だった。通算成績10戦5勝(重賞1勝)。
鞍上の鮫島良太騎手はアストンマーチャンで制した06年小倉2歳S(GIII)以来となるJRA重賞2勝目。管理する藤原英昭調教師はタスカータソルテで制した中京記念(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では14勝目となった。