3勝目を目指すペリファーニア(昨年4月撮影、ユーザー提供:ひひさん)
エフフォーリアの半妹となるペリファーニア(牝4、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、日曜中山9Rの木更津特別(3歳上・2勝クラス・芝1600m)で3勝目を狙う。
ペリファーニアは父モーリス、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。半兄のエフフォーリアは21年の皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の覇者。曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ(Katies)なので、ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、スリープレスナイトなどと同じ一族となる。
ここまで7戦2勝。昨春はチューリップ賞、桜花賞と連続で3着になるなど、クラシック路線で活躍した。オークスで12着に敗れた後は放牧へ。昨年11月の復帰戦は2着だったが、前々走の1勝クラスを快勝し、待望の2勝目を手にした。昇級戦となった前走は惜しくもクビ差の2着だったが、勝ち馬は後にエプソムCで4着となるサイルーン。そんな強豪とほぼ五分の競馬をしたのだから、相当な能力を秘めていることは間違いない。
ここ2戦と同じくC.ルメール騎手とのタッグ。休み明けでも仕上がりは良く、負けられない一戦となる。