ブルージュの半姉のナミュール(昨年11月撮影、ユーザー提供:evangelionさん)
昨年のマイルCSを制した
ナミュールの半妹となる
ブルージュ(牝2、美浦・栗田徹厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(牝・芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。
ブルージュは父
ブリックスアンドモルタル、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャーの血統。母は12年の芙蓉Sの勝ち馬。半姉の
ナミュールは昨年のマイルCSなど重賞3勝、同じく
ラヴェルは22年のアルテミスSを制している。さらに叔母の
マルシュロレーヌは21年のBCディスタフ、叔父の
バーデンヴァイラーは22年のマーキュリーCと23年の佐賀記念の覇者。曾祖母であり、97年の桜花賞を制した
キョウエイマーチを祖とする名牝系の出身だ。
ここまで約1カ月をかけて入念に乗り込まれてきた。1週前のWでは5F66秒9-1F11秒3、今週の坂路では4F51秒7-1F12秒7と好時計を連発。水準以上の能力を秘めていることは間違いない。鞍上はC.ルメール騎手。態勢は万全とあって、きっちり仕留めたい一戦となる。