サトノブリジャールの伯母のジェンティルドンナ(12年10月撮影、ユーザー提供:アイガモさん)
名牝
ジェンティルドンナの甥となる
サトノブリジャール(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
サトノブリジャールは父
エピファネイア、母ベルダム、母の父ディープインパクトの血統。母は未勝利だが、伯母の
ジェンティルドンナは12年の牝馬3冠などGIを7勝した歴史的名牝。同じく
ドナウブルーは12年の京都牝馬Sと関屋記念の覇者。近親には
ジェラルディーナ、
ロジャーバローズなどのGI馬が並ぶ。22年のセレクトセール当歳では1億7000万円(税抜)の高値で取引された。
友道厩舎らしく、ここまであらゆるコースを駆使して、入念に仕上げられてきた。1週前のCWでは川田将雅騎手を背にして合格点の時計をマーク。初戦から値段にふさわしい走りを見せてくれることを期待したい。