Maximum Security産駒がJRA初出走(c)netkeiba
19年の米最優秀3歳牡馬のマキシマムセキュリティ(Maximum Security)の初年度産駒となるトーセンペネロペ(牝2、美浦・小野次郎厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(芝1600m)でデビューする。
トーセンペネロペは父Maximum Security 、母ハッシーナ、母の父Red Runnerの血統の米国産馬。父はG1を4勝を挙げているが、19年のケンタッキーダービーでは1位で入線したものの、4角で他馬の進路を妨害したため17着に降着。また、20年のサウジCでも1位で入線したが、後に調教師が禁止薬物を投与していたことが判明。今年8月に失格が決定した。一方の母はブラジルでG2とG3をそれぞれ2勝している。
ここまで坂路とWを併用して乗り込まれてきた。攻め時計は及第点といったところだが、仕上がりは悪くなさそうだ。これが日本での産駒初出走となる父に勝利をプレゼントできるか。いい意味でファンを驚かせる走りを見せてほしい。