東京競馬場の芝コースで追い切ったオーギュストロダン(カメラ・池内 雅彦)
◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)
G1・6勝をあげるディープインパクト産駒でアイルランドの
オーギュストロダン(牡4歳、Aオブライエン厩舎)が、ラストランとなる
ジャパンCのレース終了後に東京競馬場で引退セレモニーを実施予定であることが分かった。外国調教馬としては史上初となる。
同馬はアイルランドの名門・
クールモアスタッドが、母ロードデンドロンを北海道安平町のディープインパクトと交配するためにノーザン
ファームに預託。受胎後に帰国し誕生した、父のラストクロップだ。昨年の英ダービー、ブリーダーズカップターフを制するなど、芝のG1戦線で活躍を続けている。引退後は
クールモアスタッドで種牡馬になる予定。