「
ジャパンC・G1」(24日、東京)
追い切り翌日の21日は、体をほぐすように府中のダートコースを流した
ゴリアット。状態面について
グラファール師は「体重も落ちていないし、馬もハッピー。150%
フィットした」と胸を張った。2週間後の香港ヴァーズからも招待されているが、「当然、
ジャパンCにフォーカスしている」と本気度を伝えた。
「前走は
ジャパンCの準備レース。今年のメンバーでどの馬を選ぶ?と聞かれたら、間違いなくこの馬。だからラッキーだ」と力を込めたのは
スミヨン。「大きなレースは全てそうだけど、内ラチがいい。いいペースになるだろうから1〜7番が欲しいね。希望する枠なら、余計な力を使わなくてすむ」という願いが通じたのか、最内の1枠1番をゲット。追い風が吹いてきたようだ。
会見終盤に壇上へと呼び込まれたのが、X(旧ツイッター)でも注目を集める共同馬主の
ジョン・スチュワート氏。「トヨタに18年勤めて、輸送して競い合うことがベストなことと理解している。芝のレースはヨーロッパが一番とみんな知っている。優秀なヨーロッパの馬を日本に連れてきて、日本競馬がどれだけ進展したのか。これは一つのテストだ」と滑らかな口調で自信満々の様子だった。