17日、京都競馬場で行われた葵S(3歳OP、芝1400m)は、角田晃一騎手騎乗の12番人気ミリオンウェーブ(牡3、栗東・宮本博厩舎)が、中団追走から直線で伸び、13番人気アポロラムセスとの競り合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分21秒7(良)。さらに3/4馬身差の3着には10番人気メイショウローランが入り、3連単は1,822,520円の大波乱となった。1番人気ナンヨーヒルトップは10着。
勝ったミリオンウェーブは、父フジキセキ、母がJRA3勝のミススマコバ(その父スマコバクリーク)という血統。昨年8月の小倉でのデビュー戦を制すと、2戦目の小倉2歳S(GIII)でも2着に好走。その後は凡走が続いたが、前走の橘S(OP)では10番人気ながら2着に食い込んでいた。通算成績8戦2勝。
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